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Winton Kelly [Winton Kelly!] (邦題「枯葉」)より"SASSY" (1:30)

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ご存知、名盤の誉れ高いウィントン・ケリー「枯葉」のなかの、Fのブルース、"SASSY"より。
トニックに解決する2−5のC7で裏のスケール(F#ミクソリディアン)の音を使っている。 最後の2つの音(C#とB)はターゲット音(C)へのダブル・クロマチック・アプローチにも なっている。非常にバップ的な、なめらかな音の処理である。ケリー節ともいうべき独特の 「キーカリカッカ」というニュアンスも素敵。



Winton Kelly [Winton Kelly!] (邦題「枯葉」)より"AUTUMN LEAVES" (3:27)

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もう一つ「枯葉」から、タイトル曲。
トニックに解決する2−5のF7でオルタードスケールを使った例。オルタードスケール上でできる アルペジオのひとつであるAmaj7(#5)を示唆する音使い。トニック(BbM7)に解決してからのクロマチックの 経過音を多用したラインもバップのお手本といった感じ。



Sonny Rollins [A Night At The Village Vanguard] より"SONNY MOON FOR TWO" (2:49)

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これも超名盤、ソニー・ロリンズの「ビレッジバンガードの夜」から、Bbのブルースナンバー。
学生のころ本当に死ぬほど聴いたアルバムだ。
CDでは二枚組みで、VOL.2に入っているが、LPでは3枚のバラバラのアルバムで、たしかVol.1に入っていたと思う。
トニックに解決する2−5のF7で裏のスケール(Bミクソリディアン)の音を使っている。 その前のCm7の部分でのクロマチックアプローチも、その前に一瞬C#m7を差し込んでいるところも、 すべて絶妙。この時代のロリンズ、実はパーカーの方法論を継承した超緻密、数学的ともいえることを やっているんです。でもそんなことあまり感じさせないけど。



Sonny Rollins [A Night At The Village Vanguard] より"SONNY MOON FOR TWO" (2:57)

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前の例の直後の部分。サブドミナントであるEb7のまえのBb7を、Ebに解決するドミナントと解釈して、 裏の2−5であるBm7−E7を想定したフレーズをふいている。



Sonny Rollins [A Night At The Village Vanguard] より"SONNY MOON FOR TWO" (3:34)

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これも同様にサブドミナントに解決するドミナントの、 裏の2−5であるBm7−E7を想定したフレーズをふいている。



Sonny Rollins [A Night At The Village Vanguard] より"SONNY MOON FOR TWO" (4:30)

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これも同様にサブドミナントに解決するドミナントの裏の2−5であるBm7−E7を想定したフレーズを ふいているのだが、Eb7になってからも2拍分裏のスケール上の音になっている。Be-Bopの常套手段である "Delayed Resolve"とも解釈できるが、フレーズを見ると、Amaj7に解決しているようでもある。 裏にかわるところも小節の途中、表に帰るところも小節の途中、こういうイレギュラーな部分が、 超人間的なニュアンスとあいまって、超緻密で数学的なことをやっているのにいやらしさを感じさせないのだ。


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