==== 第3章 ソロの分析 ====


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さていよいよこの連載の目玉であるところの、色々なプレーヤーの様々な裏コード演奏例の解説に 入ろうと思う。

ここで取り上げる例はすべてCDでリリースされているアルバムで、しかも現在入手可能であると 考えられるもの、しかも作品として私がお勧めしたいものからとってきたものなので、できればアルバム を入手して聴いていただきたい。楽譜を見ただけでは実際の音はわからないし、曲全体を通して聴かなければ 芸術表現としてどんな必然性をもって使われているのかわからないからである。

すべての例にはその出所として、アルバム名、曲名、曲中でのその例の位置(分、秒)を明示した。 また、各譜例につけた通し番号は、私が資料収集した時のものなので、ここでとりあげる順番とは 関係がない。譜例中、ピンクのマーカーをしたところが裏コード使用の部分である。

なお、楽譜のほかにその部分をCDからサンプルした音データを用意して聴けるようにしたが、 これはあくまで「学術論文における他の資料からの引用」なので、著作権を侵害するものではない、 と勝手に判断した。
音データは、au file と Real Media file の2通り用意した。au file はダウンロード してからでないと聴けないが Real Media file はダウンロードしながら聴けるのではやいよ。 ただし28.8kbps以上のモデムとRealPlayer5.0が必要なので、持っていない人は下のボタンをクリック! でも、音質は au file のほうがいいです。

年代順にやっていこうか、裏コード表現の方法論別にやっていこうか、プレーヤー別にやっていこうか 迷ったが、「あとでいくらでも変えられる」というWEB上連載の強味をいかして、ランダムに やっていくことにした。そのうちある程度揃ってきたら、トピックごとにまとめていくことを考えている。

ところで、この論文は「ジャズソロに役立つかっこいいフレーズ集」では断じてなく、あくまで「個性の表現 としての芸術」という側面から、様々なプレーヤーたちが「裏コード」という共通のテーマでいかに百人いれば 百通りの表現をしているか、を浮き彫りにするものである。





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